青山の家は住む人にとって
『 安全な空気 』をつくります。
青山の家がもっともこだわっているのは、安全な空気を土台とした健康的な室内環境づくりです。外気の中には、花粉やほこりなど、様々なアレルギー物質がふくまれていることは広く知られています。室内の空気も、人間が吐くCO2や、合板の建材・家具などから放出される化学物質で外気よりもさらに汚染されている可能性があります。
そんな中で、人間が健康になれる環境を作り出すためには、家の中の空気の質を積極的に高める工夫が必要です。汚染物質をシャットアウトしてクリーンな空気だけを室内に取り込み、室内の汚れた空気を排出する。言わば『家の呼吸』です。
青山の家は、この『家の呼吸』に重点を置き、それらがもっとも効率よく働く仕組みを取り入れることによって、 安全な空気をつくる家づくりを実現しています。
安全な空気は、健康の源(みなもと)です。質の良い空気を呼吸してこそ、人は生まれながらにして持っている健康に生きる力を発揮し、 健やかに、イキイキと毎日を楽しむことができるのです。
しっかり基礎断熱で、床下も部屋と同じ熱を逃がさない構造なので、地球の熱を最大限利用できます。一年中きれいな空気でいっぱいだから、赤ちゃんもご年配の方も、みんな快適!
24時間計画換気の最大の目的は、
新鮮で綺麗な空気を常に室内に供給する事です。
当社の採用する換気システムは、地表熱と排熱を活用する事で省エネ生活をお約束いたします。
空気が床下内部を一定距離通り抜けることより、
例えば、冬場の外気が0℃でも、地表熱で基礎コンクリートに蓄熱された熱が空気を約10℃以上にまで暖めてくれます。その暖めた空気を室内に取り込みます。地表熱とは、地球から頂ける無料のエネルギーです。井戸水が冬暖かく、夏涼しく感じるようなイメージです。青山建設が採用している換気システムは、何か特別な装置を設置して地表熱を取得するわけではありません。
新鮮な空気を一箇所から10ミクロンの高性能フィルターを通して取り入れます。一般的にスギやヒノキの花は、20~40ミクロンと言われており十分な、ろ過能力を備えています。花粉症などのアレルギーのOBさまにも「室内は安心」と好評です。また、一般的な換気扇は2~3か月毎に、お部屋それぞれに設置されている所を掃除する必要がありますが、このフィルターは、半年又は一年毎に一箇所を掃除機で掃除するだけで済むので、お手入れも楽チンです。
床下はしっかり基礎断熱をすることで、地表熱を逃がさず活用することができるようになります。
地球にある地表熱を利用することで、床下に入った空気は、夏は冷やされ、冬は暖められます。そして床下は空間を大きな収納庫として安心して利用することができます。お引渡しをしたお施主様の中には、ワイン、漬物、味噌、季節のお洋服などを入れる方など使い方は様々です。
床下の空気がパイプシャフトを通り室内へ給気されます。給気口がある壁の内部には、2階へ延びる排気ダクトがあります。給気される空気と、排気ダクトの空気がすれ違うことにより熱交換が作用するため、空気の温度がさらに柔らかになり安定します。
一般的なエアコンは熱を感知する部分は、空気を吸い込むフィルターの部分(エアコン上部)についています。そこに給気口を設置することで、エアコンへの負担が少なくなり省エネにつながります。
また、当社の給気口は1箇所のみとなっております。一般的な計画換気システムのように、各部屋ごとに外部から空気を取り入れる給気口は必要ありません。せっかく気密を確保しても、各部屋に給気口の穴をあけてしまったら気密性能も台無しです。当社の採用している第3種計画換気システムは、高気密でなければ実現できないシステムです。
お客様のライフプランや暮らし方によって吹抜けをご提案することがございます。
高気密・高断熱の家では吹抜けをつくり、空気の流れ、日射の取り入れ方をきちんとしてあげれば、1階と2階の温度差が小さくなり快適に暮らすことができます。しかし、吹抜けにもデメリットはありますので、お打合せのなかで何を優先させるのか一緒に考えながら進めていきましょう。
空気が滞りやすく汚れやすい収納の中や、下駄箱、においが気になるトイレ等から排気します。
アレルギーの原因ともなるホコリやダニの死骸などは、空気よりも比重が重く、夜間人が寝静まった時や、家を留守にしている間に、重力により床上約30㎝に滞留します。その高さは大人にとっては足元ですが、赤ちゃんにとっては生活ゾーンになります。大人よりも耐性がない赤ちゃんが、汚れた空気を吸ってしまっていることになるのです。
また、従来の壁・天井付けの換気では、床面に溜まったホコリを上へ巻き上げてしまうことになります。そのため、青山の家では壁ではなく床に排気口を設置します。重力の法則に逆らわず理に適っているため、 効率よく不要な気体を外部へ排出できます。「排気口」の位置はどこでも良いのではなく「床面に設置されるのが正しい」のです。
青山の家の換気は、排気を機械で行い、吸気は自然と空気が入ってくる第三種換気と呼ばれる仕組みです。モーターが24時間常に動いていますが、26dbという驚きの静かで換気します。また消費電力も少なく、月々の電気量としては150円前後とお財布にも優しい換気システムです。また、モーターはレンジフードと同じシロッコファンです。10年以上使われているOB様からも壊れたという例は未だありません。万が一壊れてしまったとしても、大がかりな修理・工事はいりません。(1~2時間程度)
薪ストーブを利用されるお家では、排気の一部は薪ストーブの給気に活用します。停電してしまった時も、薪ストーブを使うことで計画換気が働きます。電力がなくても家の空気は綺麗に保つことが出来るのです。
室内からの排気(熱)をただ外へ捨てるだけではもったいないので、私たちはその排熱を活用をしています。外部排気口付近にエアコンの室外機を設置するだけですが、室外機は周りの熱(冷房時は冷たい熱、暖房時は暖かい熱)を集めて室内に供給するものなので、集熱効率がアップし電気代もお得になります。
特別な装置を使うのではなく、室外機の設置位置に気を配るだけで省エネにつながり、お財布に優しい家になります。