皆さん、こんにちは。
今日の明け方は涼しいくらいでしたね。
だんだん秋の空気に変わってきました。
週末から連休明けにかけて台風の接近に伴い、
雨予報が出ております。
千葉の件もありますし、何事もないとよいのですが。
でも、生コン打設の後の雨は
とても嬉しいものなのです!
今日は、基礎のコンクリート、
生コンを打設しています。
![](http://img03.hamazo.tv/usr/a/o/y/aoyamanoie/IMG_8868-1.jpg)
良く晴れた青空の下、
良い条件での基礎生コン打設。
頑丈な基礎が出来上がりそうです!!
しかし、基礎のコンクリート打設については
実は重要な部分が多くあります!!
まずは鉄筋です。
コンクリートは圧縮の力に対し、
とても強いという性質があります。
ただし、引っ張ったり、曲げられたりする力に
対しては弱いです。
鉄筋は引っ張ったり、曲げても切れることはなく、
伸びて抵抗する力に優れています。
なので、鉄筋をコンクリートと一体化させることで
圧縮にも曲げにも引っ張りにも強い構造物になるのです。
鉄筋コンクリートの基礎は頑丈です。
日々の家の荷重をしっかり支えて地面に
伝達するだけでなく、万一の地震の際にもしっかりと耐える
という役割があります。
また、鉄筋は当然ながら鉄でできているので、
酸化すると錆びます!
錆びた鉄筋は強度が低下します。
つまり、基礎の強度が低下することを意味します。
どうすれば錆びにくく出来るかというと、
錆びさせないようにする、つまりアルカリ性のもので
包み込んであげれば、さびにくい状態となり、
寿命の長い基礎コンクリートになります。
コンクリートはセメントと砂と水でできており、
セメントはアルカリ性なので、アルカリ性のセメントのままなら
鉄筋は錆びません。
写真のように、スペーサーブロックが
土にめり込んでいないことが、とても重要です!
![](http://img03.hamazo.tv/usr/a/o/y/aoyamanoie/IMG_8871.jpg)
しかも、コンクリートを流し込んで固まってしまえば
めり込んでいたのか、まず、わかりません!!
ここは、住宅専門の第三者検査機関が
基礎マイスター認定をした「スズキ工務店」の鈴木さんたちが
丁寧に基礎の下の砕石を転圧してくれているので、
スペーサーブロックがめり込んでいません!
さらに、基礎の下にある砕石は、電車のレールを支える枕木の下にある
砕石のように、荷重(エネルギー)を分散させる効果もあります。
その砕石の上にビニールシートを引くことで、
地面からくる湿気を遮断し、質の良いコンクリートを打設することが
出来るのです。
実は地面からの湿気って、想像以上に多くて
コンクリートが固まる際に水分が多すぎて
強度が低いコンクリートになってしまうのです。
![](http://img03.hamazo.tv/usr/a/o/y/aoyamanoie/IMG_8869.jpg)
ちょっと醜いと思いますが、ビニールシートに
水滴がついているのが見えますでしょうか?
この水分はコンクリートを打設している際には非常に
良くない水分となります。
また、水分が常に供給され続けると、床下が湿気た状態となり、
カビやシロアリの被害にあいやすくなります。
ただし、コンクリートを打った後は水分が必要です!
コンクリートは固まる際にセメントと水が反応し、
水和熱を発生させて固まっていきます。
この熱が発生することで、コンクリートの中の水分は
どんどん少なくなっていきます。
コンクリートを打った次の日くらいからは
雨が降ることで、固まるための水分がしっかりとある、
水和熱でコンクリートが熱くなりすぎていない状態となれば
頑丈なコンクリート基礎が出来上がるのです。
だから、次の日などに雨が降ると、
コンクリートにとっては、嬉しい状態なのです。
品質が高く、丈夫な基礎をつくるには
いろいろな知恵や工夫が大切なのです。
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