みなさん、こんにちは。
先週末から本当に寒くなりましたね!
朝、家の中でもかなり冷えるのではないでしょうか?
そこで、今回は『寒さ』について、書いてみます。
家の中って、なぜ寒いと感じるのでしょう?
寒いと感じる原因は次の2点が大きく影響します。
① 体感温度が低い
② 足元が寒い
この2点を考えてみましょう!!
① 体感温度
体感温度は室内の場合
( 室温 + 周囲の表面の温度 )/2 = 体感温度
と言われています。
なので、壁や床が冷たいままでは、寒いと感じてしまうのです。
特に、窓の温度が重要です!
上の絵をご覧ください。
窓や壁、天井(屋根)や床など、いろいろなところから
温めて快適になった空気は逃げていきます。
その割合はどれぐらいだと思いますか?
なんと、窓が一番熱が逃げる、つまり寒い場所になりやすいんです!
5割以上が窓から熱が逃げるということは、
窓の断熱性を上げれば、寒さはかなり抑えられるということではないでしょうか?
(隙間があるお家の場合は、隙間を少なくしましょう)
② 足元が寒い
この原因については、部屋の上下に温度差が出来ることで寒いと感じてしまいます。
上下に温度差が出来る原因は
(1)隙間が多い家である
(2)床の温度が低い
(3)コールドドラフトが起きている
などが挙げられます。
(1)は目張りをしたり、新築ならしっかりとした施工を行う事で防ぐことが重要です。
(2)と(3)は断熱性をしっかりと考えた家にすることが重要です。
つまり、新築を考えている場合、
この2点をしっかり考えたお家をつくらないと
寒い家 + 暖房費がかかる家
となってしまいます。
これらを満たし、さらに日射しや地熱を活用することで
暖房費がかかりにくく、寒くなりにくい家ができ、
さらなる快適で健康的な暮らしが出来るお家になるのです。
実は、家の中を快適な温度にすると暮らしやすいだけじゃない、
嬉しい効果も実験から検証されて、結果が出ています!!
それはまた今度。
皆さん、風邪をひかないように注意しましょうね!!^^