皆さん、こんにちは。
先週、梅雨入りしましたね。
さらには台風も接近しました。
今年の夏は暑くなるという話しも聞こえてきました。
皆さん、熱中症にならないように
気を付けましょう!^^
その熱中症について、今日は書きたいと思います
先週、名古屋で『健康長寿と室内空気環境』の研究で有名な
首都大学東京名誉教授の星 旦二先生のお話しを聞いてきました。
その話の中で、熱中症についてお話しがありました。
熱中症は暑さを防ぐだけじゃダメなんだそうです。
環境省が発表している
『暑さ指数(WBGT)』
というものがあるのですが、
人の熱バランスに影響の大きい
「気温」「湿度」「輻射熱」の3つから
求めているそうです。
暑さ指数(WBGT) = 気温の効果:湿度の効果:輻射熱の効果
= 1 : 7 : 2
なんだそうです!
(パナソニックセミナーより引用)
ここでビックリしたのは
湿度による影響が7割も占めていること!!
(パナソニックセミナーより引用)
なぜ、湿度が高いと危ないのか??
湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、
身体から空気へ熱を放出する能力が減少してしまい、
それがもとで熱中症になりやすいということです。
特に高齢になると汗をかきにくく、
体に熱をためやすいため、
熱中症のリスクが大きくなります。
また、小さなお子様にとっても
注意が必要です。
暑そうだからと言って、
冷房が効きすぎている空間にいると
上手に汗をかくことが出来ない体になるそうです。
汗が出る部分を汗腺というのですが、
実は、汗を出す汗腺(能動汗腺)が発達するのは
生まれてから3歳くらいまでなのだそうです。
あせもや皮膚病が心配でエアコンのきいた
空間で過ごすことが多くなり、
汗腺がしっかりと成長せず、
汗をかきにくい体になってしまうそうです。
つまり、体温調節ができにくい体ということです。
これからの季節は
熱中症対策をしっかりとって
乗り越えましょう!